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コンセント

 壁にあるコンセントにプラグを差せば電源が取れる、当たり前の光景です。

 このコンセントにはいくつかの種類があるのをご存知ですか。

 まず差込口の形状。並行した2つの縦穴があるのが家庭でもお馴染みの100V用コンセント。
 しかし病院ではもう1つ穴の開いた通称3Pコンセントという物が使われています。ご家庭でも洗濯機や電子レンジ用のコンセントに採用されている場合があるのでご確認頂ければと思います。

 病院ではもう1つ特徴的なのが色付きコンセントです。
 最もポピュラーな物は白色です。
 しかし病院では赤色や緑色のコンセントをたくさん見かけることができます。




カラー

 壁コンセント(アウトレット)に付けられた色にはどのような意味があるでしょうか。

 これは電源の種類、どのような経路で供給されている電源かを見分けるために付けられた色です。

 例えば停電時には自家発電機から電源が供給されるコンセント。これを赤色コンセントで表現する場合が多いです。

 蓄電池(バッテリ)を利用した無停電装置(UPS)を経由して一瞬たりとも停電させないように電力が供給されているコンセントは緑色や黒色で表現される場合が多いです。




形状

1対1

 コンセントはオス・メスの1対になっていますが、双方には形状があり一致しなければ差し込むことができません。

 差し込む事ができないには理由があり、例えば200Vの電源に100Vの器具を接続してしまうと爆発や発火の恐れがあります。そうした事故を防ぐ狙いがあります。

穴の大きさ

 コンセントの穴の大きさにも特徴があります。
 どこの家庭にも学校にもお店にもある100V用のコンセント。
 よく見ると、左右で穴の大きさが違います。

 穴の大きい方が9mm、小さい方が7mmです。直接測ると感電するかもしれないので、やめておきましょう。

 一般的なコンセントは2線で配電され、片側が電圧側、片側が接地側であり、接地側は地面につながります。
 極端な言い方をすれば接地側は地面を触っている状態なので感電せず、電圧側は100Vの電圧が掛かっていますので危険です。なので、危険な方が穴が小さくなっています。




アース付きコンセント

 同じ2本並行の刃でも若干違うのが2Pと3Pです。3Pコンセントとはアース端子が付いたコンセントで、3本の内の1本がアース(地中)に繋がっています。
 もし漏電が起きた時、不要な電流を地中に流す役目があります。

 医療現場では患者漏れ電流という患者さんに流れてしまう電気を脅威としています。
 AEDで心臓に電気を流せばリズムが戻るように、正常な心臓に電気を流せばリズムが狂って心筋梗塞を起こすこともあります。

 アース付きアウトレットは従来、アースピンが下にありました。今でも多くの場合にアースピンが下ですが、近年はアースピンを上にする動きも見られます。

 下図は私が2008年の学会で示した図です。『アースが上』の利点、ご理解頂けましたか。


アースが下の場合

アースが上の場合

出典 西謙一, 岡村佳代子, 大串亮, 若山暁: 臨床工学技士により病院電気設備工事, 第38回日本医療福祉設備学会: 2008




アース付きコンセント(プラグ)

 生命や財産に重要な役割を持つアース。

 壁アウトレット(メス側)だけでなく、プラグ(オス側)にも工夫がなされています。

 お手元に3Pプラグがあれば、横から見てみてください。アース端子が1番長くなっているはずです。

 何よりも先にアースを確保する狙いがあります。




規格

 JSI-C-8303『配線用差込接続器』に規格化されています。

 コンセントの耐久力はJIS規格に準じており、適合品だけが流通しています。

日本工業標準調査会:JIS検索





療養住環境最適化スタッフ(ナース)

 訪問看護師として見た家々で危険を感じる事、誰に相談したら良いかわからないことはありませんか。

 家族の介護が始まって気になり始めたこと、相談相手がわからないことなどありませんか。
 『あの赤いコンセントが欲しい』と思っても誰に注文するのか、そもそも自宅に付けられるのか、DIYできないか、など考える事はありませんか。

 当社では色々な質問・疑問にお答えします。

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